訪問看護と有給制度

看護師の方!有給をとるコツ教えます


こんにちは、訪問看護師のYukiです。
今回は、看護師の皆さまに有給をうまくとるコツを伝授したいと思います。

有給って正社員だけに与えられるものでしょ?
パートのわたしには関係ないや。。

と思う方もいるかと思いますが、
有給休暇制度はパート勤務の方にも適用されます。
これから退職を考えている看護師の方は必見ですよ!

まずは有給についての知識をつけましょう

有給の制度や仕組みそのものを完璧に理解している看護師の方は少ないかと思うので、まずは有給の制度について説明したいと思います。
厚生労働省のホームページによれば、有給制度び定義は以下の通りです。

年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。

有給休暇制度は、経営者が労働者に対して福利厚生の一環として提供するものではなく、
労働者全員に与えられる当然の権利だということですね!
なお、勤務日数と取得できる有給休暇の日数の関係は以下のようになっています。

 

有給って何のために存在するの?

先ほども述べました通り、
有給制度は福利厚生と違い、労働者全員に与えられる当然の権利です。
労働者が健康的に働くことができるように国の制度で有給休暇は定められているのです。
そのため、

働いていないのにお給料をもらうなんて申し訳ないなあ

などと思うことなく、職場の上司にはガンガン有給を申請していていきましょう。

有給休暇はパートでも貰えます

意外に思う看護師の方もいるかもしれませんが、パート勤務も立派な労働者の一員ですので、
正社員と同様有給休暇をもらう権利があります。
パート日数と取得できる有給休暇の日数の関係は以下の通りです。

週に4日、1年半働けば、8日の有給休暇が貰えるというわけですね!
時給1800円、1日5時間労働で計算するとなんと7万円ですよ!これは大きいですね。。
学生時代には、有給休暇の仕組みを知りませんでしたが、当時有給を全額請求していたら
相当な額になっていたと思います。笑
法律の知識って大切ですね。

看護師が有給を取るコツ

有給というのは法律で定められているので、労働者全員が取得する権利を持っています。
しかし、
どれだけ有給について詳しくなったり、法律に関する理論武装をしたところで、
気まずくて上司に有給取得を申請できなかったり、有給の取得をうやむやにされてしまっては意味がありません。
みなさんは、有給に関する知識はこの記事で十分についていると思いますので、
あとは有給の取得ができる職場をきっちり選ぶことができれば問題はないと思います。
有給を取得するコツは

①有給に関する正しい知識を身につける(有給は労働者全員に与えられている当然の権利だと知ること。)
②有給を申請する文化や雰囲気のある職場で働く

この2つです。
しかし、これから職場を辞める予定の看護師の方は職場の雰囲気を気にする必要など全くないので、有給を満額申請してから退職することをお勧めします。笑

有給のとりやすい職場とは?

それでは②の有給を取得する文化や雰囲気のある職場とはどのような職場でしょうか?
それはズバリ、上司との雰囲気が近い職場です。
わたしは、以前大学病院で働いていたのですが、当時有給はほとんど申請していません。
もちろん、職場が忙しかったり、自分自身が若いということもあったのですが、上司との距離が遠かったため有給を申請できませんでした。
しかし、今働いている訪問看護ステーションでは職場が少人数ということもあり、上司との距離が非常に近いです。そのため、有給もガンガン申請できます。笑
しかし、当然ですが
訪問看護ステーションなら絶対に有給が取りやすいということはありません。
その職場に有給を申請する文化がなければ、実質的に有給の取得は難しくなってしまうので、
転職先の有給取得率を事前に転職サイトの担当者に尋ねてみることをお勧めします。

まとめ

✔︎有給休暇は労働者全員に与えられる当然の権利です。ガンガン申請していきましょう。
✔︎とはいえ、職場全体で有給を申請できる雰囲気がなければ、実質的に有給の取得は難しくなってしまうと思うので、有給休暇を取得しやすい職場で働くことをお勧めします。
✔︎もうすぐ職場を退職する看護師の方は、職場の雰囲気など気にする必要は全くないので、有給を満額申請してから退職しましょう。

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