看護師から経営者になるためには??

看護師が経営者になるためには?


こんにちは、訪問看護師のYukiです。
皆さまは「経営者」という職業に興味はありますか??(わたしは興味があります。笑)

経営者と聞くとすごく大きな会社の社長を想像してしまいますが、実は近所にある個人経営の美容室の店長や、わたしが働く訪問看護ステーションの上司も経営者です。

よく、看護師が経営者になるには訪問看護ステーションを経営するのが一番手取り早い!などと言われていますが、本当にその通りなのでしょうか?
というわけで今回は、看護師が経営者になるための手法をいくつか紹介したいと思います。

女性は経営者になるのに不利??

経営者=男性ばかりというイメージが先行しているので、そもそも女性は経営者になるのに向いていないんだと思い込んでいる人も多いかと思います。

また、たまに『経営者は様々な判断を下すから論理的思考力が必要!女性は感情的であることが多いから経営者には向いていない!』と主張する男性もいます。本当に、女性だから経営者に向いていないなんてことはあるのでしょうか?

いいえ、わたしはそんなことはないと思います。
女性経営者が日本に少ないのは、女性経営者の前例そのものが少ないく、経営者になって成功をするというイメージが世の女性に浸透していないのが原因です。

そして、女性経営者の前例が少なかったのは、政府が世間が女性の社会進出を抑制していたのがそもそもの原因です。

また、女性は感情的だから経営者には向いていない、という主張もわたしは嘘だと思います。
世の中には非論理的な男性もいますし、逆に論理的な男性もいます。そもそも、女性=感情的と決めつける行為そのものが論理的ではないですよね。笑

女性だからといって経営者に不向きだというわけではない、ということは分かったと思うので、次は著名な女性経営者を紹介していきたいと思います。

元谷芙美子さん(アパホテル社長)


日本最大級の規模を誇るアパホテル。なんと、このホテルの経営者も女性です。

元谷芙美子社長のご経歴
福井県福井市出身。1歳のときに福井地震で生家が倒壊したが、落ちてきた観音開きになった仏壇に守られて助かった。お茶の水女子大学に進学すること、学校教員になることを夢見ていたが、父親が鉛中毒で倒れたため、福井県立藤島高等学校を卒業後、福井信用金庫に入庫。北陸に拠点を置く金融機関の労働組合の会合にて、小松信用金庫(現・北陸信用金庫)に勤務していた元谷外志雄と知り合い、結婚した[1]。1971年、夫・外志雄が起業した信金開発株式会社(現アパ株式会社)の取締役を経て、1994年、アパホテル株式会社取締役社長に就任した。

ただ、元谷芙美子さんは、旦那さんの会社を引き継いだとのことですので、1から会社を作りたい!とお考えの方にはあまり参考にならないかもしれません。

南場智子さん(DeNA社長)


最近はWELQ問題で何かと騒がれていますが、DeNAも日本における素晴らしい会社の1つです。

 

南場智子社長のご経歴
1986年 – マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社。
1988年 – マッキンゼーを退職し、ハーバード・ビジネス・スクールに入学。
1990年 – ハーバードでMBAを取得。
1996年 – マッキンゼーでパートナー(役員)就任。
1999年 – 株式会社ディー・エヌ・エー設立、代表取締役に就任。

看護師出身の経営者

看護師出身で経営者をやられている方の数自体はあまり多くはありませんが、ご紹介していきたいと思います。

平山佑三子さん


平山佑三子さんは、看護師出身の方で、『アタライフ』という医療関係の企業を経営しています。

看護師として、5年間病院に勤務後、2004年4月、株式会社新日本科学臨床薬理研究所へ転職。

治験コーディネーターとして、臨床開発の現場で研鑽を積む。
2006年4月、聖マリアンナ医科大学のTLO(技術移転機関)であるMPO株式会社入社。

経営企画部で大学の知財管理及び医療関連コンサルティング業務を担当。年間50件以上の知財関連の相談を受け、特許出願、事業化支援を実施。

2007年4月、聖マリアンナ医科大学発ベンチャー株式会社ナノエッグの設立時から、営業、総務、財務・人事等すべての業務に係わり、助成金の獲得及び新規企業との取引契約締結に寄与。上場準備に関する事業計画書の作成および知財戦略の策定。

2007年6月、MPO株式会社の子会社であるMVP株式会社取締役に就任。
医療ネットワーク支援(NPO法人設立支援)や臨床試験、臨床研究支援を担当。4つのNPO設立支援及びNPO法人事務局、企画支援に従事。
2009年2月、アタライフ株式会社を設立。代表取締役に就任。

引用元: 代表取締役の経歴

アタライフでは、サイト作成や助成金申請などといった、医療機関のサポートをする会社のようです。

山本舞衣子さん


この方はフリーアナウンサーなので、経営者ではなく個人事業主ですが、看護師出身で独立した女性の1人です。

調布高等学校(現・田園調布学園高等部)、東京都立医療技術短期大学を経て、東京大学医学部健康科学・看護学科(3年次編入学)卒業。
看護師・保健師免許所持者。
2000年度ミス東大。
2002年4月日本テレビ入社。
趣味は、鉱物収集、旅行、ピラティス。
2011年4月30日をもって日本テレビを退社、翌5月1日からニチエンプロダクション所属のフリーへと転身。
引用元:Wikipedia

かつては、はなまるマーケットにも出演されていましたね。

看護師が経営者になるために

看護師の方が会社を経営するとなると、以下のような業種が多いかと思います。

医療関係事業

看護師として現場で働いていると、医療機関の不便な点や不満点がたくさん見えてきますよね。
そういった現場の問題点を解決する医療関係事業をたちあげるのはいかがでしょうか。

しかし、一人で1からビジネスモデルを組むのは難しいかと思うので、最初はパートナーとして、共同創業者という形で事業に参加するのがいいかと思います。

エッセイスト

Amazonなどで調べれば分かるかと思いますが、元看護師の方が本を出版しているケースは結構あります。ただ、いきなり原稿を書いてもそれが世間に受けるかはわからなので、物書きに興味のある看護師の方は、まずは無料ブログを開設して、世間からの反応を伺ってみることをお勧めします。

訪問看護ステーション

看護師出身の経営者を調べてみて分かったのですが、やはり訪問看護ステーションを経営している方が圧倒的に多いです。
これから確実に伸びていく業界ですので、助成金も期待できるのではないでしょうか。
わたしも、独立を密かに考えています。笑

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