訪問看護に転職して後悔してしまった例

訪問看護に転職をして、後悔をしないために


こんにちは、訪問看護師のYukiです。

訪問看護に興味はあるけれど、転職して後悔したくないからな。。。

とお考えの看護師の方も多いかと思います。訪問看護に転職して、一番後悔することは何なのでしょうか?そして、そのような後悔を事前に防ぐ方法はないのでしょうか?

というわけで今回は『訪問看護に転職して後悔をしないために』というテーマで記事を書いていきたいと思います。

訪問看護に転職して後悔した人たちの例とその対処法

『看護師お悩み相談室』というWebサイトで、訪問看護に転職して後悔した看護師さんの実際の声を集めてきました。それでは、その後悔の声を見ていくとともに、そのよな後悔をしないためにはどうすれば良いのかということを一緒に考えていきましょう!

後悔例1  夜勤がない思っていたのに。。

お悩み内容
病院勤務を約15年経て、昨年から訪問看護を始めました。
3人の子供がいて長男が小学校入学になり夜勤が厳しくなったのが1番の理由でした。現在パートで週4日、コール対応なし、自宅、保育園から自転車5分の距離、と好条件です。

はじめは、病院と違って1対1でゆっくり接していける訪問看護にうれしくて毎日充実していました。しかし慣れてくるにつれステーションのいろんな状況が見えてきました。常勤が管理者1人しかいないのに、24時間対応をしていて、無理があると思うのです。

きちんとした対応がとれていなくて、クレームがついたり、ケアマネや利用者さんからの信用をなくしたりしています。パートの私たちスタッフがそれを指摘しても、自分には否がないと聞き入れず、24時間対応しないと、収入面、訪問件数が伸びない、とやめる気がないようです。

毎日の訪問分担もその日ぐらしのところがあって、極端なときは、今日はどうする?などとメンバーの私たちに降ってきたり、明日人がいないから少し残れる?と事前にわかっていることの計画がたっていなくて直前に言われたり。。。それぐらい管理者の責任でしっかり決めておいて、と思ってしまします
引用元:看護師お悩み相談室

このような後悔をしないために
この方は、訪問看護の仕事自体には満足しているようですが、勤務体系に不満があるようですね。具体的には、採用時に『オンコールなし』といわれていたのに、いざ働いてみたらオンコールを任されてしまったとのことです。これは、この方だけではないと思うのですが『訪問看護=夜勤のない職場』と思い込んでいる看護師の方は結構多いです。夜勤のあるなしは、その訪問看護ステーションが24時間体制をとっているかどうかに依存します。そして、そういった夜勤のあるなしは、転職サイトの担当者に問い合わせれば必ず教えてくれます。ですので、夜勤は絶対にしたくないよという看護師の方は、転職サイトをうまく活用しましょう。また、夜勤に関する詳しい情報はこの記事をお読みください。
訪問看護には夜勤がない??

後悔例2  職場での人間関係が悪い

お悩み内容
はじめまして訪問看護ステーションに勤務しているものです。
当ステーションは看護職から他の職種へのいじめ(パワハラ)が後を絶たず、職員(看護師・ドライバー・事務)が離職が増えてしまっています。

いじめをしている看護師は
○ドライバーをやめさせたとき
「私たち、またやめさせちゃった。ドライバーキラーだよねww」
○誰かがミスを犯したとき
「あの子、虐められたがってるからわざとミス犯すんだよwww」
○自分は手伝わず、周りに仕事を押し付け、
「ホントつかえね~www」

など自分たちの行為を反省するどころか笑い話にすらしています。
いじめをしている看護師は決まっており、年齢40代後半の女性看護師で、他のステーションで所長経験もあり、立派な資格を持っていたり、講演会などでも活躍している看護師。口が達者で所長の前では猫をかぶって、イエスマン。そんな立場を利用して誰も言い返すことができない状態です。

訪問看護ステーションにおいて看護職が花形であるというのはわかっているのですが、毎日心が痛むし、傷つけられるのはもう嫌です。

このままでは後任が育たたないどころか、現在頑張ってくれている職員も離れていき、空中分解しかねない危険な状態です。
いい解決方法はないでしょうか?(社内ではなく、社外の相談窓口など)
ホントに困っています。アドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
引用元:看護師お悩み相談室

このような後悔をしないために
誤解を招いてしまうと困るので最初にお断りしておきますが、『訪問看護ステーションは人間関係が悪くなりがち』というわけでは決してありません。例に挙げたようないわゆる『やばい人』は、病院にも、クリニックにも、訪問看護ステーションにも、どんな職場にだっている可能性があります。そして、そういった『やばい人』が1人でもいるだけで職場の雰囲気は大きく変わってしまいます。私たちにできることは、転職時にこういった『やばい人』がいる職場を避けるということのみです。そして、職場の雰囲気などといった『面接時に聞きにくいこと』は、やはり転職サイトの担当者を介して、訪ねておくことが得策です。

後悔例3  医療行為が少なくて後悔した

お悩み内容
訪問看護を始めてまた看護師として働き始め二年目です。
最近、新規で訪問に行くと、利用者から必要ないから辞めるとよく言われます。

確かに、健康管理目的といっても一時間でバイタル、内服薬セット、時間あまり足浴、マッサージ、まだ時間余ってるし爪切り、それもあまり切れない道具で病棟なら皮膚科送りのような白癬爪をいつわってしまうかという恐怖のなかでしてます。

訪問してる私がこれ、必要かと疑問に思うくらいです。
毎日訪問してはマッサージ 爪切り.それも 相手に合わせ興味のないことを興味あるように話続けての60分、苦痛です。マッサージ師でもないし、自分が一体何やってるんだろうと虚しくなります。

また精神の利用者を訪問し、ひたすら話をし続ける。
完全に何もできない看護師になってしまいました。
同じような思いをされている方、どうやってモチベーションを保たれていますか。

辞めたい、でも辞めても次どこで働ける?
辞めたら看護師としてはもう働けないと落ち込んでます。
助言よろしくお願いします(泣)
引用元:看護師お悩み相談室

このような後悔をしないために
この方は、訪問看護の仕事にやりがいを感じられないため、転職を後悔しているようです。
訪問看護には医療というより介護寄りの仕事が多いのは確かですが、仕事にやりがいを感じられるかどうかは、やはり人によるかと思います。わたしは訪問看護の仕事にやるがいを感じながら、日々働いていますが、仕事への価値観や感じ方は人それぞれですので、訪問看護の仕事内容にやりがいを感じらるかどうか不安と思っている看護師の方には1度パートで訪問看護ステーションに勤めて見ることをお勧めします。また、この方は1度訪問看護ステーションで働いてしまったら、一般病棟に看護師として再就職できないのではないかと悩んでいますが、研修がしっかりとした病院に再就職すれば何の問題もありません。今は、地域で行われているブランクのある看護師さん向けのセミナーも沢山ありますし。

 

多かった後悔理由


この『看護師お悩み相談室』以外にも、教えてGoo、Yahoo知恵袋、発言小町といった4つの口コミサイトで訪問看護に転職して後悔したという投稿を探したのですが、やはり1番多かった後悔内容は『人間関係に関する悩み』でした。

逆に訪問看護師に転職して良かったこと

このままだと、ネガティブ感満載の記事になってしまうので、わたくしYukiが訪問看護ステーションに転職して見て良かったと感じたことも挙げていきたいと思います。

夜勤がない

職場を選べば、訪問看護ステーションには夜勤がありません。
わたしは夜勤が嫌で嫌でたまらなかったので、これだけでも訪問看護ステーションに転職して良かったなあと思います。笑

同世代の看護師が多い

訪問看護ステーションには、子育てをしながら仕事をしているいわゆる、ママ看護師が多いです。
(わたしの職場だけかもしれませんが、訪問看護師の仕事は育児と相性が良いので一般的にこの傾向はあるかと思います。)

子育てに関する情報を職員同士で交換できるので、訪問看護の仕事をすることで育児面でもメリットを得ることができています。笑

また、先ほどの例のような『やばい人』はうちの訪問看護ステーションにはいないので、職場の雰囲気も良好です。

後悔のない転職をするために

訪問看護に転職したことを後悔理由として、ダントツに多いのが『人間関係に関する悩み』です。

そのため、訪問看護への転職を考えている方は、転職サイトを活用するなりして、職場の雰囲気は慎重に調べましょう。家から近いからこの職場に電話して直接応募しよう!ということは絶対にしない方が良いです。

わたしYukiが実際に使ったサイトはマイナビ看護師“看護のお仕事“”の2社です。特にマイナビ看護師“は職場への聞き込み調査が丁寧ですので、その職場を以前辞めてしまった人の退職理由も、転職エージェントに尋ねることができます。



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