訪問看護に体力は必要??

訪問看護の仕事に体力は必要か

こんにちは、訪問看護師のYukiです。
最近、訪問看護の仕事は子育てと仕事を両立しやすいからおすすめだよと、出産を機に看護師を引退した(元)看護師仲間に訪問看護を勧めたのですが

ブランクが長いから、訪問看護の仕事は体力的にきついよ〜

と言われ断られてしまいました(;ω; )訪問看護の仕事に体力なんていらないのに。。。
というわけで、今回はこんな体力のないわたしでも訪問看護の仕事はできるよ!という記事を書いていきたいと思います。体力が職場復帰のネックになっている方はぜひお読みください(*^^*)

わたしは体力のない看護師でした

学生時代

お前の話なんて聞いてねえよ

と思うかもしれませんが、まずはわたしの体力ないよエピソードをお聞き下さい。笑
もともと学生時代からわたしは体力に自信がありませんでした。
運動神経自体はそこまで悪くなかったので、体育の時間は好きだったのですが、冬の時期に行われる持久走だけは本当に嫌で毎回どうサボるかだけを考えていました。笑
持久走の時期だけ体育の授業を休みだすと体育の先生や周りにサボりだと疑われてしまうため、体育の前のコマの授業中に、保健室へ駆け込み、まえまえから体調が悪かったんですよアピールをしていました。笑
しかし、そのアピールも毎回やるとさすがに鼻についてしまうため、体育がある日は学校ごと休むなどということもたまにしていました。
優しさからかお前はサボりだと周りが指摘しないので、うまいことやってるなわたしと当時は思っていたのですが、今思うと確実にサボりだとバレていましたねこれ。笑

看護師時代


学生時代のわたしの天敵は持久走だけでしたし、その天敵も逃げれば襲ってこないものだったのでなんとかなっていたのですが、看護師として病院に就職してからが大変でした。
普通に勤務するだけで体力的にきつく、特に寝不足の日はもう最悪でしたね。
また、仕事ができる同僚は体育会出身だったので 勝手に、

仕事ができる人は全員体育会なんだ。。わたしも学生時代逃げずに運動部に所属していればよかったなあ。。。

などと思っていました。今かんがえると馬鹿らしい後悔ですが。笑
(でも実際に仕事の出来具合と、体育会出身かは関係があるらしいです。体育会出身者専用の求人サイトもあるくらいなので)

訪問看護の仕事は体力的に楽です

そんな体力のないお前に訪問看護お仕事なんてできるのかよ!

と思われる方もいるかと思いますが、
こんなわたしでも訪問看護師の仕事はきちんとできています。
確かに、毎日自転車を使って利用者の方のお宅まで伺うのは体力的に大変ですが(特に雨の日!)、移動時間は一人になれるのでリラックスできます。
入浴介助やリハビリなどといった実際に力が必要とされる仕事よりはむしろ、
はじめての方のお宅に伺う時の方が体力を使っているような気がします。
精神的に疲弊するので、その疲れが体まできているのでしょうか。

追記

「すべての疲労は脳が原因」という本を読んだのですが、

・疲労の原因は乳酸(体力を使ったあと分泌される物質)ではないこと
実際に体が感じる「疲労」と脳が感じる「疲労感」は別物で、通常我々が感じるのは「疲労感」だということ
・単調な作業や閉ざされた空間では「疲労感」が増してしまうので、長時間勤務する場合は散歩や、窓を開けるなどといった「ゆらぎ」を取り入れることが重要なこと
脳の「疲労感」を取るには、質の良い睡眠が何よりも大切なこと。

などということが述べられていました。
確かに、訪問看護では「体力」を使う場面は一般病棟に勤務していたときより多いですが、不思議と「疲労感」を感じることは少ないです。
訪問看護の仕事には「職場と利用者さんのお宅間の自転車移動」という「ゆらぎ」があるからかもしれません。
また、訪問看護には夜勤がないので、質の良い睡眠を毎日とることができます。
重要なのは「体の疲れ」ではなく「脳の疲れ」だったわけですね。
どうりで新規の利用者の方のお宅を訪ねる時は疲弊するわけです。笑

まとめ

✔︎訪問看護には、自転車の運転や利用者の方の介助などといった体力を使う仕事も少なくないですが、仕事をしていて疲労感を感じることはあまりありません。
✔︎肉体の疲れよりも脳の疲れを重要視することや、質の良い睡眠を意識することが大切です。

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