看護師から医師になるための2つの方法

看護師から医師になるにはどうすれば良いの?


こんにちは、訪問看護師のYukiです。
皆さんは医師の待遇や地位を羨ましく感じたことはありますか?

正直に言うと、私はあります。笑
かなり昔の話なのですが、医師の待遇を羨ましく感じて、看護師から医師になる方法を必死になって調ていました。笑

そのため、看護師から医師になる方法に関しては皆さんよりもほんの少しだけ詳しいかと思います。というわけで、今回は看護師から医師になる現実的な方法を皆さんにシェアしたいと思います。


看護師から医師になる2つの方法

看護師の皆さんならご存知かと思いますが、日本で医師として働くには、医学部医学科を卒業して国家試験を受ける必要があります。

そして、医学部医学科に所属する方法は、

①医学部再受験
②医学部学士編入
の2つのみです。

①の医学部再受験とは、読んで字のごとく、大学受験をやり直して医学部医学科に入り直す方法です。また、看護師のような医療職を経験していても大学入試では1ミリも有利に働きません。
むしろ、一般受験生よりも年を食っているぶんハンデを負うことになります。

②の医学部学士編入とは、4年生大学や6年生大学を卒業した人たちが、医学部医学科の2年次や3年次から編入をする方法です。

高校生と競う必要もないし、卒業年数を短縮できるから医学部学士編入の方がなんか良さそう!

などと思われるかもしれませんが、医学部学士編入は、大学時代の成績や社会人としての経歴がものをいう世界です。そのため、看護師から医師を目指す場合は医学部学士編入ではなく、医学部再受験の方が現実的でしょう。

医学部再受験をする人ってどんな人??

それでは、医学部再受験をする人には、どのような傾向が見られるのでしょうか?
一般に、医学部再受験をする人の中には以下のような人が多いと言われています。

①医療職
医療職に実際についてみたものの、医師と自分の待遇に差を感じて医学部再受験を決心する方は、やはり多いようです。

また、大学入試時代、医学部医学科を目指していたけれど、学力が足りなくて薬学部や歯学部に泣く泣く進学した方はやはり一定数存在します。

そういった方はなんと大学在学中から仮面浪人をして医学部医学科を目指すようです。某市立大学薬学部(中期日程があるため、医学部の滑り止めとしてよく使われる)はもはや仮面浪人の巣窟と化しているそうですよ。笑

②高学歴
医学部再受験の成功者の多くは、おそらく東大や京大をはじめとした高学歴層ではないでしょうか。(そして彼らの殆どが、現役時代医学部を再受験したとしてもきっと合格しています。)

東大や京大なら人生安泰でしょ!なんでわざわざ医学部再受験なんてするの??

などと思われるかもしれませんが、東大卒や京大卒といった学歴が評価されるのは、就職活動のただ1点だけです。

学歴があれば出世できる、学歴があればその後の人生も全て上手くいくと言うのは全くの幻想であって、会社に入社した後人間関係を拗らせて医学部再受験を志す高学歴の方も多いようです。

③ニート
人生の一発逆転を夢見るニートも、医学部再受験者の中には多いようです。
そのため、医学部再受験を志す方は「自称」医学部再受験者には気をつけて、情報収集をしてください。医学部再受験者は本当にピンキリです。

医学部再受験の難易度

医学部 再受験 ブログ

で検索して頂けてば分かるかと思いますが、

そのブログの殆どで更新が途切れています。

いくら医学部っていっても簡単な学校もあるでしょ??

と思われるかもしれませんが、国立大学医学部は総じて東大京大並の偏差値ですし、
私立医学部にしても慶應大学理工学部よりは皆偏差値が高いです。
東大京大卒でも、1年で医学部再受験に成功する方はほんのわずかなのではないでしょうか。

医学部再受験に成功した例

①次元大介さん
この方は、
京大卒(理系)→一般企業勤務→医学部再受験(3年ほど)→国立医学部合格
と言う経歴をお持ちの方です。

ブログもとても参考になりますし、ask.fmでも医学部再受験者の質問に対して熱心に回答をされているので、医学部再受験に関心のある方は、まずはこの方から情報を集めて見て下さい。

②ちえりんさん
この方は、
阪大卒(文系)→一般企業勤務→結婚&退社→お父様と交通事故をきっかけに医学部再受験→国立医学部合格→医学部在学中に出産という異色の経歴をお持ちの方です。

ただ、この方のスペックというか行動力はサイヤ人みたいなものなのであまり参考にはならないかもしれません。笑
③西尾安人さん
この方は、
札幌医科大学保険医療学部卒→看護師→医学部再受験→北海道大学医学部医学科合格→医師
という経歴をお持ちの方です。

西尾安人さんは、「きっとあなたも成功する 医学部再受験」という本を出版されていますし、私たち看護師が医学部再受験を考える上で一番参考になる方だと思います。

看護師は医学部再受験に向いている??

看護師は、普通のサラリーマンと違い容易に復職ができますし、派遣で働けば時給も高いので一般の方よりは医学部再受験には向いているかと思います。

ただ、大学入試で戦う相手は一般の医学部再受験者ではなく、最高の勉強環境が整った現役の高校生たちだと言うことは忘れないで下さい。

それでも医学部再受験を目指すあなたへ

医学部再受験は難易度こそ高いですが、一度成功すれば莫大なリターンが望めます。
地頭に自信のある方、コツコツと努力を積み重ねることが得意な方には向いているかと思います。

仮に数年チャレンジして失敗しても、看護師免許さえあればすぐに復職できますしリスクはほぼないです。

ただ、お金の問題については医学部再受験の前によく考えておいて下さい。

受験勉強中は当然仕事なんてできません。予備校代、参考書代、医学部に入学した後の学費及び生活費は、医学部再受験を始める前に用意しておくことをおすすめします。

学費や生活費は奨学金で賄うとしても、最低50万円は今の預金にプラスして稼いでおいた方がでしょう。

看護師がお金を稼ぐ方法~短期向けです~





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