訪問看護にはコミュ力が絶対必要?

訪問看護にはコミュニケーション能力が必要不可欠??

こんにちは、訪問看護師のYukiです。
このブログ中で何度も何度も書いていますが、訪問看護ステーションは産後の看護師の再就職先にうってつけの職場です。
しかし、何かのWebサイトで知識を得たのか、

でも、訪問看護にはコミュニケーション能力が必要なんでしょ。。。
利用者の方と1対1で話が続くか不安。。。

と訪問看護にはコミュニケーション能力が必須だ!と思い込んでいる看護師の方が多いように見受けられます。
確かに、訪問看護の仕事をする上でコミュニケーション能力は必要とされますが、
訪問看護に必要なコミュニケーション能力=誰とでも楽しく話ができる能力というわけではありません。わたくしYukiも話が上手な方ではありませんが、訪問看護の仕事はうまくやれています。
というわけで、今回は訪問看護とそれに必要なコミュニケーション能力というテーマで記事を書いていきたいと思います。

そもそもコミュニケーション能力ってなに??


先ほども述べた通り、コミュニケーション能力=誰とでも楽しく話すことのできる能力と思い込んでいる方は多いです。それでは、コミュニケーション能力とは何なのでしょうか??
私はコミュニケーション能力には2種類あると思っていて、それは前述した、①誰とでも楽しく話せる能と②相手を観察して相手の望むモノを提供する能力です。それでは、順を追って見ていきましょう。

①誰とでも楽しく話せる能力


パリピの画像
ここで盛り込む。。
世間一般でコミュニケーション能力が高いと言われている人って、上の画像のような方ですよね。

・ノリが良くて相手に気に入られやすかったり
・友達が多く、休みの日にはBBQをしたり、
・ママ友が異常なほど多かったり、、、

もちろんこういった「誰とでも楽しく話せる能力」もコミュニケーション能力の一つですが、一部であって全部ではありません。

②相手を観察して相手の望むモノを提供する能力


コミュニケーション能力とは、何も誰とでも楽しく話せる能力だけではありません。
相手の状態をじっと観察し、相手が今求めているものを提供するのも立派なコミュニケーション能力の1つです。
職人の画像
寡黙だけどなんかこの人話やすいなって人皆さんの周りにもいますよね。そういう人は「相手を観察して相手の望むモノを提供するコミュニケーション能力」が自然と身についているのだと思います。

訪問看護に必要なコミュニケーション能力とは??

訪問看護の仕事で必要とされているのはいうまでもなく、後者の「相手を観察して相手の望むモノを提供する能力」です。
例えば、高血圧の患者さんの入浴介助を行うときは、当たり前ですが、給湯温度はぬるめに設定しますよね?これも、相手の状態を観察し、相手の望むモノを提供するということです。
また、この記事にも書きましたが、利用者の方は大抵高齢で普段周りに話相手がいません。そのため、相手の話を楽しそうに聞いてあげるということも大切です。

長々と書いてしまいましたが、訪問看護に必要な「相手を観察して相手の望むモノを提供するコミュニケーション能力」は看護師として臨床経験をある程度積んだ方なら誰でも身についていると思います。

そのため、私にはコミュニケーション能力がないから訪問看護は無理だと思い込まないでください。そんな理由で訪問看護を敬遠するのは本当に勿体無いです。訪問看護は、素晴らしい職場です。

まとめ

✔︎訪問看護の仕事にはコミュニケーション能力が必要ですが、それは一般にイメージされているコミュニケーション能力とは違います。
✔︎訪問看護の利用者の方は、自分の話を聞いて欲しくてたまらないので、自分からベラベラ話す能力はあまり必要ありません。話やすい雰囲気を作ってあげることが大切です。

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